2001年 12月 5日
SSH社、フォーカスシステムズのC4S暗号搭載 VPN に IPSec ツールキットのライセンスを提供
動画等の大容量データ暗号化通信、まず医療分野から
インターネット セキュリティ技術の世界的なリーディング デベロッパー、SSH コミュニケーションズ™セキュリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:J.B. デュメルク、以下SSH社)は、株式会社フォーカスシステムズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石橋 雅敏、以下、フォーカスシステムズ)とSSH IPSEC Expressフォーカスシステムズは、VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)ソフトウェア製品「C4VPN」の販売を12月6日から開始します。この「C4VPN」は、ストリーム共通鍵暗号C4Sを搭載しており、C4S暗号の強度と速度を活用し、専用線だけでなく一般公衆回線網でもインターネットを利用して動画等の大容量データをリアルタイムに暗号化することにより安全な通信を可能とするものです。
本製品開発にあたり、SSH社はTCP/IP通信においてパケットレベルで暗号を使用し、IP トラフィックを保護するための技術であるIPSec(インターネット プロトコル セキュリティ)をソースコードの形でOEM提供しました。
フォーカスシステムズは、まず、医療情報セキュリティ研究で提携している慶應義塾大学病院等との遠隔医療実験用に「C4VPN」を使用し、遠隔医療用VPNシステムの開発を行っていきます。SSH社としては、安全性を特に必要とされる分野である医療情報分野において活用されることは意義深いと考えています。これをきっかけに、「C4VPN」がファイナンスやCAD等の設計情報分野にも広く応用™浸透されていくと期待しています。
SSH IPSEC Express ツールキットは、最高レベルのインターネット セキュリティを実現するための、Internet Engineering Task Force (IETF:インターネット標準化団体)の IPSec 標準を実装しています。SSH社のツールキットは、IPSec に加えIKE(インターネット鍵交換)、PKI(公開鍵インフラストラクチャ)をも実装し、OEM ベンダやソフトウェアベンダなどが、IPSec ベースのセキュリティ アプリケーションを早く効率的にマーケットに出すことを可能にします。この IPSec 技術は、拡張性のある強力なセキュリティを IP ネットワークにもたらし、企業間の電子商取引や e-バンキングのローカルな、あるいはグローバルな通信といった、新しいビジネス チャンスを実現します。
最新版SSH IPSEC Express 4.1ツールキットの主な特長
暗号化ハードウェア アクセラレータ サポート: 暗号化ハードウェア アクセラレータの使用により、SSH IPSEC Express 4.1 では ソフトウェアのみの暗号化オペレーションよりも見違えるほど早い処理能力が実現されます。このコンビネーションにより、暗号化なしのスピードのような速さを確保し、様々な製品アプリケーションに強力なネットワークセキュリティを提供します。SSH社の最新のツールキットは、Hifn(ハイフン)、SafeNet(セーフネット)、nCipher(エヌサイファー)などのセキュリティ プロセッサをサポートしています。拡張されたリナックス サポート: SSH IPSEC Express 4.1 は、最新で最も普及している Linux 2.4 など、リナックスのサポートを拡張しました。インターネット プロトコルの最新バージョンである IPv6 もサポートしています。
拡張された PKI 機能: SSH IPSEC Express 4.1 には、PKI との簡単な統合と相互運用性の機能が含まれています。また、OCSP (Online Certificate Status Protocol)、クライアント側の SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol)、自動証明書登録用のCMPv2 (Certificate Management Protocol)に加えて、SSH IPSEC Express 4.1 では、プライベートな信用証明書用のポータブルなフォーマットである PKCS#12(公開鍵暗号化標準)を含んでいます。これにより、異なるアプリケーション間で秘密鍵と証明書のエクスポートが可能になります。
SSH コミュニケーションズ・セキュリティ社について
SSH コミュニケーションズ・セキュリティ社は、エンタープライズ セキュリティ ソリューションとエンドツーエンドのコミュニケーション セキュリティ分野における世界有数の開発会社です。SSH Tectia ソリューションは、大企業、金融機関および政府関係機関などの最も要求の厳しい環境に適しています。SSH Tectia により、内外のセキュリティ リスクに対して、システム管理、ファイル転送、アプリケーション接続などを効率的に保護することが可能です。Secure Shell プロトコルやその他のネットワーク セキュリティ技術の開発会社としてSSH社はこの10年、大企業向けにエンドツーエンドのコミュニケーション セキュリティ ソリューションを開発してきました。現在、Fortune 500社の100社以上が、SSH社の セキュリティ ソリューションを使用しています。SSH社は、ヘルシンキ証券取引所に上場しています。詳細は、www.ssh.com/jp/ をご覧ください。日本支社であるSSH コミュニケーションズ・セキュリティ株式会社は、東京都港区にオフィスを置いています。
